11月22日から「ドリプロフェスタ2019作品展」を開催

 ダウン症や自閉症など知的ハンディのある若者たちの絵や書、写真の作品の展示をします。型にはまらない面白みがいっぱいの作品展です。個性豊かな味わいの作品の数々をお楽しみください。

 

■イベント概要

開催期間:2019年11月22日(金)~11月25日(月)

内容:ドリプロスクール「美術」「書道」「写真」のレッスンで制作した作品の展示

場所:横浜市吉野町市民プラザ ギャラリー

住所 横浜市南区吉野町5-26  電話 045-243-9261

交通 市営地下鉄「吉野町」駅4番出口を出て、右方向に徒歩3分

京浜急行線「南太田」駅より徒歩5分

開催時間:10:30~17:30 (最終日は~16:00)

 

オープニングイベント:11月23日(祝土)

①13:30~14:00 浅野史郎氏(ドリームエナジープロジェクト特別顧問・元宮城県知事)ミニ講演会「君たちの活動が世の中を変える」

来年のオリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、障がいのある人の文化芸術芸術活動にも目が向けられています。ドリプロスクールの活動も含めた障がいのある人たちによるアーティスティックな活動についてのお話です。

②14:05~   ワークショップ『みんなで創るアートな空間~廃材で大きなオブジェを作ろう!』 段ボールや卵パックなどの廃材あれこれから、自由な発想でどんな面白いオブジェができるでしょうか。ワクワクしながらみんなでつくる楽しい時間です。

①②とも 参加費無料

申し込み方法 電話0466-83-1173
メールadm@drepro.net


8月4日に開催 音楽と演劇の公演「21番目の素敵な出逢い」

2016年初演後、再演を重ねています「21番目の素敵な出逢い」。桜木町にある県民共済みらいホールで開催されました。

今回は来年のオリンピック・パラリンピックに向けて神奈川県が取り組む「共生共創事業」の一環として扱っていただけることになりました。

 

 

まず、オープニングのソーラン演舞。今回はアッシュモア広美さんの指導で、大漁旗の演出もあり、気合いいっぱいの演舞でした。

【アンケートより】
◆力強さが伝わってきた!それぞれの個性がありとてもよかったです。(30代女性)
◆「生きている」という力強さを感じました。(50代男性)
◆オープニングにふさわしい元気いっぱいのスタートですね。こちらも元気をもらいました。(50代女性)

 

第1部「ダウン症のあるパフォーマーたちによる演奏」

トップバッターはTOSHIKIさんのトランペット演奏。
心臓にペースメーカーが入っているとは思えない力強く、そして哀愁のある音色。「上を向いて歩こう」「My  Romance」の2曲を、今回初めて伴奏のKevin McHughさんとの息もぴったりで、甘くハスキーボイスのような音を聞かせてくれました。

【アンケートより】
◆熱い魂の演奏。Kevinさんの伴奏も素晴らしかった。(40代女性)

2番目は清水麻由さん。
5歳からピアノを始め、国立音楽院で学んだ確かな力で、「ひまわり」「ホールニューワールド」を、弾いてくれました。むずかしく長い曲を流れるように語るように弾く姿には、毎日欠かさず2時間練習しているという努力の積み重ねを感じました。

【アンケートより】
◆優しく繊細な、心に染み入る演奏。(40代女性)

3番目に内海隼吾。
曲目は「地上の星」と「昴」。星つながりの2曲を、身体全体を使い、気持ちを込めて歌い上げました。

【アンケートより】
◆「自分の声でこの歌を届けたい!」という気概に満ちた独唱。素敵なパフォーマンスでした。(40代女性)

アンカーは、鈴木凜太朗くんのピアノ演奏。「別れの曲」と「トロイメライ」。右手首先の欠損により、左手指5本と右手の6本での演奏とは思えない深みのある響きで、胸に迫りました。

【アンケートより】
◆最高に素敵で客席で聴きながら泣いてしまったのは初めてです。(60代女性)

 

【4人の演奏全体へのアンケートより】
◆一生懸命表現する姿に感動しました。音楽って素敵だなと思いました。(20代女性)
◆考えて以上に上手な演奏でした。大変な努力があったのだと想像しています。ありがとうございました。(30代男性)
◆障がいの有無関係なく、子どもたちには色々な”可能性”があるんだということを改めて感じました。本当に勇気をもらいました。(20代女性)
◆音楽は技術だけではないと学ばせていただきました。(20代男性)

 

第2部 演劇「21番目の素敵な出逢い」

あかちゃんのこころたちが、天国からおかあさんを探す旅に出るところから始まります。
最初は楽しい旅でしたが、やがてつむじ風や洪水に流され、苦難の旅へ。
そして、たどりついた「あたたかな暗闇」。
そこで出逢う不思議な生き物たち。

寓話的なストーリーですが、そこには、いのちの誕生にこめられた深い意味が
あり、次々にユニークな登場人物たちが・・・。

そして、あかちゃんのこころたちは、おかあさんを探すことができるのか?

最後に展開する驚きの出逢いに、このお芝居の神髄がこもっています。

これはぜひ、次回実際にお芝居を観て楽しんでいただければと思います。

 

この演劇に初回から出演してくださっている常盤貴子さんが今回も、演劇とアフタートークに出演してくださいました。
「あかちゃんのこころ」の旅に付き添う見守り役として、本当にお忙しいなか時間をさいて参加してくださったこと、心から感謝いたします。

また、メンバーの個性が光る演出をしてくださった俳優の中山祐一朗さん、そして常盤貴子さんの相手役として出演し、出演者たちをあたたかく見守ってくださった奥様の志甫まゆ子さん、そしていっしょに参加してくれた息子さんの曜くんに心から御礼を申し上げます。

 

 

 

【アンケートより】
◆面白くて楽しかったです。命の大切さも分かっていい機会になったと思います。しょうがいがあってもなくてもくらしやすい世の中になってほしいなと思います。(10代女性)
◆生まれてきたことのしあわせがいっぱいつまった演劇でした。今までもこれからもつらかったこと、苦しいこと、多くのことを経験してこられたと思いますが、相手を思いやり、いつくしみ、愛するやさしい心を持ち続けてほしいです。私もたくさんの気づきをいただきました。(50代女性)
◆笑いもありましたが、生まれたこと自体がすごくすごく奇跡ですごいことなんだと気づかされました。子どもたちのがんばりを見て、自分もガンバラないといけないなと思いました。(40代男性)
◆途中で彼らに障がいがあるということを忘れてしまっていました。母として人間として、とても考えさせられる劇でした。今日ここに観に来られてよかったです。最近の自分自身の生活のなかで足りなくなってことが満たされる気がします。ありがとうございました。(50代女性)
◆主役の二人の一生懸命な演技、最後の涙、目の前で見ることができてとても心が洗われました。(50代男性)
◆本当にみんな役になりきって自分を表現していて、感動した。遺伝看護を勉強していて、いつも家系図や教科書から病気を判断しがちだが、私たちが勉強しているその先を見させてもらった気がする。子どもたちの可能性の広がりを伝えたい。(30代女性)
◆制作意図が感じられる、感動的で一人一人が生きている、まさに共に生きるを表すパフォーマンスでした。素晴らしかった。(70代男性)
◆最後は涙なしでは見られませんでした。このような素晴らしい会を企画してくださった方々に頭が下がります。長男にも障がいがあり、本当に共感しながら最後の歌に聴き入りました。(30代男性)
◆ダウン症の子の母親になって、これでよかったんだ、という気持ちになりました。(30代女性)
◆ここまで演じるための苦労があったと思いますが、必ず自信となってこれからを生きていくことができると信じています。最後の母親との出逢いはとてもいい演出でした。妻に誘われてきましたが、とてもよい公演に出会えてよかったです。(60代男性)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


8月4日に「21番目の素敵な出逢い」公演を開催

これまで、再演を重ねている「「21番目の素敵な出逢い」ですが、さらにバージョンアップして8月4日に開催いたします。

今回は、神奈川県の「共生共創事業」の一環としての公演とさせていただけることになりました。

ぜひ、たくさんの方、とくに、あまり障がいのある人が身近にいない方、また医療関係の方にも観ていただきたいです。

知的ハンディのある若者たちがいきいきとした姿で、音楽やソーラン演舞、演劇に取り組んでいます。 アンケートでは「これまで自分が持っていた障がいのイメージを大きく崩してくれた」と言ってくださる方が少なからずいます。

チケットは以下からお申し込みいただけます。

・電話 :090-2431-3020
・メール:adm@dre-pro.net

メールの方は、以下の項目を入力して送信ください。
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①お名前:
②昼の部 or 夜の部:
③席種(一般 or 中学生以下)・チケット枚数:
④郵便番号:
⑤住所:
⑥電話番号(携帯):

※8/28(日)までにお申し込みいただいた方には、チケットをご郵送いたします。
※8/29(月)以降お申し込みの方は、当日精算にてよろしくお願いいたします。
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お申し込み、お待ちしております。

 

 

 


「書道」講師佐藤高翔先生の書家展を鑑賞

ドリプロスクールの「書道」の講師としてお世話になっています佐藤高翔先生の作品が出展されている書家展が続けてありました。

まず、2月に開催された「神奈川県代表書家展」。
128名の作品が出展されていました。

16日のギャラリートークでは、高翔先生がこれまでの歩みと作品の解説をされました。

高翔先生は、理系の大学を出られてエンジニアをされていたのですが、ずっと書への熱い想いを持ち続けられていて、遂にはエンジニアを辞めて書道の道へ入られたという異色の経歴をお持ちです。

先生が書かれた漢詩の一節「唯餘芳草…」についての説明で心に残ったのは、「歌謡曲でもオペラでも歌には、盛り上がりに向かって流れがあると思いますが、書にも流れがあり、出だしは静かに入り、そして一番の盛り上がりに向かって流れをつくります。」ということ。この書では『有残』に一番の勢いをつけて書かれたとのことです。

よく、文章を書くときに大事なのは「起承転結」と言われますが、書でも、出だしがあり受けて、盛り上がりがありそして結ぶ、という流れを感じて鑑賞するのも大事なんですね。

 

「吉福」と書かれた東山右徹先生は、トークの中で「書は二度と同じものは出来ない。偶発を楽しむこと。自分の考えていたものとは違うものが出来るというのも面白い」とおっしゃっていました。今の時代、メールやラインで済ませて手紙を書かなくなっていますが、手紙で出すから思いが伝わる、ということもあります。墨と毛筆に思いを込めて書いた字には独特の味わいがありますし、どんなにAIが進んでも、書の伝統は残していきたいですね。

 

もうひとつは、3月に銀座かねまつホールで開催された、高翔先生が師事する弓納持太無(ゆみなもちたいむ)氏のもとに会する書家の方たちの「独創」会選抜書展。

高翔先生は2作品が展示されていました。

右作品は、「独鶴(どくかく)窓に当たって松影(しょうえい)痩せ 老龍(ろうりゅう)洞に帰って 夕陰(ゆういん)涼し」(窓から見える松に鶴が止まり、すっきりした風情である。雲を呼ぶ龍が洞穴に帰り、夕風が涼しい)

書から、水墨画が浮かび上がってくるような風情を感じました。

 

たくさんの個性的な作品がありましたが、弓納持先生の「挑戦」は迫力がありました。

また、山岡鉄舟の直筆の書の展示もあり、剣の達人と言われる鉄舟の豪快な字が印象的でした。

 

なんだか背筋がシャンと伸びる心地よさがある空間で、気持ちが落ち着くいい時間を過ごさせていただきました。