9月28日、横浜の杉田劇場で3年ぶりの演劇公演「凜と生きる~いのちの星に生まれて~」を開催しました。
1部 演劇 「凜と生きる~いのちの星に生まれて~」
3年ぶりのドリプロの演劇公演です。
2016年、17年、19年には「21番目の素敵な出逢い」という演目のお芝居を、そして3年前の2021年コロナウィルス流行による緊急事態宣言下で行ったのが、「凜と生きる」でした。
津久井やまゆり園事件の犯人が、話せるか話せないかで人に生きる価値を決めたことにとても違和感を感じていました。
長男含め、ダウン症や自閉症など知的ハンディのある人はうまく話すことはできませんが、優しく、心に豊かな世界を持っています。
「花の声が聞こえないのは、聞こうとしていないから」そうしたファンタジーに思いを込めたのが前作でした。
今回は、地球という星に育まれた命という観点を入れつつ、「話せない」とばかにされた花たちが、心に闇を抱えた男を励まし変えていき、目覚めさせるというストーリーです。
生まれつき寝たきりという凜の役を、今回は「NPO法人こつこつ」のひでーるさんがやってくださり、2場の紗幕を使った「哀しみのダンス」にも登場してくれました。
今回も、花や虫を演じるメンバーたちの生き生きした姿がステージ上ではじけました。
いっしょに演劇をつくってくださった「鎌倉アクターズワークショップ」のみなさん、舞台スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
2部 「NPO法人こつこつ」のみなさんを交えてのトークショー
「NPO法人こつこつ」は、発話が難しく、身体も思い通りに動かない、はた目には何もわからないように見えても、考え感じることができ、指筆談や文字盤などの介助を得て心の中には言葉があることを社会に伝える活動をしている団体です。
2022年にご縁でつながってから、演劇のテーマを体現する存在と思いラブコールし、お互いを理解するために話し合いや交流会など今回出演していただく準備を進めてきました。
指先のささやかな動きを読み取る指筆談や文字盤などを使う現場を初めて見て感動したという声がとても多かったです。
会場中が針が落ちる音も聞き逃さないような集中した雰囲気になりました。
演劇を観た感想(ひでーるさんは出演した感想)、今好きなことやトピックスなどを発表してもらい、そして肉体家の戸松美☆貴博さんが、自分の手のひらに「NPO法人こつこつ」の方から指文字を書いてもらい、感じとったことを体で表現するパフォーマンスの時間に。「NPO法人こつこつ」のみなさんからの「愛」を舞台のみなさんに届ける!という即興パフォーマンスは最高でした!
最後は、ドリプロメンバーたちも出てきて、「風になりたい」を客席のみなさんもいっしょに歌い、会場中がひとつになりました。
2部トークのダイジェストの映像をぜひご覧ください。
「NPO法人こつこつ」の登壇者のみなさんに、これまでのこと、思うことなどのメッセージを書いていただいたものを当日パンフレットといっしょに配りました。
とても深いメッセージなので、ぜひ読んでいただけたらと思います。
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