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執筆者の写真Satoko Utsumi

「横浜ウーマンズビジネスフェスタ2014」に出演しました 

11月9日(日)、パシフィコ横浜アネックスホールで行われた「横浜ウーマンビジネスフェスタ2014」に、ドリプロスクールの子どもたち12人が「ショートコントと簡単マジック」で出演しました!

また、どうしてこんな場に出演することになったかというと・・・

そもそもの発端は、NPO法人化に向けて夏に参加した「ソーシャルビジネススタートアップ講座」。

そこで知り合ったお友達で、このフェスタの運営に関わっている人から、「内海さんのやっている社会的活動を、もっといろんな人たちに知ってもらうチャンスだから、やってみたら?」とお声をかけていただいたこと。

私としても冒険ではあったのですが、「えい!」とエントリーしてみました。

でも本番に出るためには、2次選考があり、プレゼン発表の審査を通らなくてはなりません。スクールでのレッスン風景などの写真をいれたパワーポイントの資料をつくり、まずは私ひとりで2次選考に出陣!

その2次選考の場で、7、8名ほど審査員の方たちが、非常に興味をもって聞いてくれたときに、手応えを感じました。「目的は?」「先生はどういう人?」「子どもは変わりましたか?」「子どもたちの表情がいいですね」 そうした温かい応援が、本番にむけての原動力になりました!

本番も、私がパワーポイントや映像を使って、ドリームエナジープロジェクトの活動の紹介をするという可能性もあったのですが、知的障がいについて知ってもらうためには、実際に子どもたちのいきいきとした表情を見てもらったり、子どもたちの一生懸命さを感じてもらったほうが、いろいろなことが伝わるはず!と、ステージ上で子どもたちのパフォーマンスをすることにしたのです!

パフォーマンス内容についても悩みました。15分という時間で、お客さんをひきつけるインパクトのあるものとは・・・??

ドリプロスクールには内海邦一先生の「コミュニケーション」というレッスンがあり、、自己紹介など社会生活でのコミュニケーションに役立つ様々な技を習得したり、人前で演じるショートコントや簡単手品の練習をしてきました。

そこで、知的障がいとはあまり結びつかない「お笑い」をやってみようということになり、「ショートコントと簡単マジック」を披露することになったというわけです!!

さて、いよいよ本番!

2次選考を突破して、本番でプレゼンやパフォーマンス発表の機会を得たのは、ドリームエナジープロジェクトを入れて9チーム。

被災地などに出張カフェコンサートを開催するNPOや、子育て中のお母さんたちに、託児付きのレストランサービスをする会社や、夢を実現する企業意識を子どものときに学ぶジュニア企業スクール、など子育て関連のことが多かったでしょうか。

出番は、午後の部のトップバッター。手始めの簡単マジックを成功させ、会場から、「おーー」という歓声をいただきました。そして、ショートコントでは、指導者がお題を言って、ひとこと振ると、それに対して子どもが答える。という形式をメインに。

子どもたちは、思っていたほど緊張することもなく、練習の成果を披露しました。

たとえば、内海先生が、

「お題 運動場」「運動場使っていい?」と振ると、全員で

「うん、どーじょー!」

というネタがあったり、

「お題 ばあちゃん」 「ばあちゃんが、プールに飛び込んだ!」と先生が振ると、3人で 「ばっちゃーん」

と答えたり。

ひとりだけで答えたり、あるいは二人で組んだりと、いくつかのパターンで見せ ました。

終わって退場するときに、みなさんから拍手をもらい、見知らぬ女性からも「素晴らしかったです!」と声をかけてもらい、本人たちも大満足。

実行委員長山下文江さんからは「知的障がいのお子さんのことをよく知らなかったけれど、今回出演してもらって本当によかった」と言ってもらえました。


知的ハンディのある子たちのことを知ってもらういい機会だったと思います。

これからも、こうした場があればどんどん出ていって、かれらの明るい面を知ってもらう機会をつくりたいです。

次は、来年3月、世界ダウン症の日のイベントに出演することが決まっています。さらに磨きをかけて、パワーアップしていきますよ。


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