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  • 執筆者の写真Satoko Utsumi

子供ふれあい芸術展で「坂本賞」を受賞

8月1日~3日、浜松町にある産業貿易センターで、一般社団法人 世界芸術文化交流会 あいうえお主催「第7回子供ふれあい芸術展」が開催されました。

ご紹介くださる方がいまして、港北美術区民展で努力賞をいただいた「ミクスチャー」(しお)、「ウキウキ動物ランド」(ほうせい)、「エナジー」(はるこ)を、この芸術展に出品したところ、絵画630点書277点出品のなかでなんと、この3点が「坂本賞」という特別審査員賞をいただきました!  当日展示してある作品の写真がうまく撮れずすみません! 下は区民展のときの写真です。

授賞式では、3人ともとても立派でした。とくにシオちゃんは、会場の人の多さに疲れてしまって機嫌が悪く、「表彰台に立てないかな」と思うほどだったのですが、いざ名前を呼ばれたらそれまでの不機嫌さはどこへやら。賞状をもらったあとには「ありがとう」という言葉まで出て、場内を笑顔にさせたのでした。

1000点近くの健常の子どもたちの作品のなかで、なぜこの子たちの絵が選ばれたのか、その疑問は坂本半酔様とお話するなかで、見えてきました。 もちろん、坂本様が障がいのある子に対しての理解がとても深いということはあると思います。しかし、坂本様ご自身が抽象画を描かれる方で、「今は見える形にとらわれすぎる。もっと内面を描いてほしい」という話をされていました。確かにデッサンであったり、イラスト風の絵が多いなかで、3人の絵は独特の雰囲気をかもしだしていました。 知的障がいのある人の芸術作品のことを「アウトサイダーアート」と言ったりします。でも「アウトサイド」なのではなくて、この子たちは、頭で考え過ぎず、感じるままに描くので、かえって「内面」の本質をつかめるのかもしれません。  ちょっと見、何を描いてるかわからないこともある彼らの絵ですが、秘めたパワーがあるのかも、とますます、彼らの可能性を感じて、嬉しい授賞式でした。 坂本様、本当にありがとうございました! (帰りがみんな時間が違ったので全員と撮れなかったのが残念)


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